【2019年1月/利用調査】キャッシュレスに関するアンケート。コード決済の利用率・認知度の調査結果

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キャッシュレスを促進するサービスはどれぐらい普及したのか?

キャッシュレス化の促進が叫ばれている現在、気になるのは「実際にどれだけの人がキャッシュレスの支払い方法を利用しているか」です。

AI-creditでは、「支払い方法に関する調査」を行いました。2019年10月に行われる増税まで、どれだけ人々のお支払い方法が変わるのでしょうか。

調査対象

本調査は、「【キャッシュレスに関するアンケート】よく使う支払い方法は何ですか?」というタイトルで、300名の男女にインターネットを通じてオンラインアンケートでご回答いただきました。内容に関する設問は全部で5つ、キャッシュレス・支払い方法についての設問です。

設問内容は以下の通りです。

  • 普段の支払いで利用したことのあるサービス・支払い方法はなんですか?
  • 上記質問で答えた回答のうち、【最も利用している】支払い方法・サービスを1つ教えてください。
  • コード決済・QRコード決済はいつから使い始めましたか?
  • キャッシュレスに関するキャンペーンを利用しましたか?利用したキャンペーンを教えてください。
  • コード決済に対する印象を教えてください。

設問1:普段の支払いで利用したことのあるサービス・支払い方法を教えてください。(複数選択可)

この質問では、場面に応じて利用する支払い方法について尋ねました。結果は以下ののような結果になりました。

設問1:普段の支払いで利用したことのあるサービス・支払い方法を教えてください。(複数選択可)

  • 現金 292人
  • クレジットカード 261人
  • 交通系ICカード 138人
  • nanaco 90人
  • WAON 84人
  • デビットカード 71人
  • auかんたん払い 37人
  • d払い 31人
  • 楽天ペイ 25人
  • その他 24人
  • iD 20人
  • Apple Pay 19人
  • PayPay 15人
  • LINE Pay 12人
  • google Pay 12人
  • QUICPay 10人
  • Kyash 2人
  • Origami pay 1人

最も多かったのはやはり現金で292人、ついでクレジットカードが261人、そして138人に交通系ICカードを利用すると回答しました。現金での支払いのみが認められている商店が多く存在するように、どれだけキャッシュレス化が進んでいるといっても、現金での支払いに慣れ親しんでいる人が多いということがわかります。

キャッシュレス決済の中で最も人々の間で浸透しているのがクレジットカードです。決済が手軽にできる上、現金の持ち合わせがなくてもささっと支払いが完了する優れものです。261人の方が日々の支払いでクレジットカードを利用するのは、インターネットでものを購入するにはクレジットカードが必要な場面が増え、リアルな店舗でも利用可能なお店が多く便利で利用しやすいからでしょう。

また、nanacoやWAONなど小売事業者が発行するプリペイド型電子カードも人気です。交通系ICカードと同じように、カードに現金をチャージし、カード内に残っているチャージ額でお買い物ができます。さらに、支払い額に応じてポイントが得られるためとてもお得です。

注目の「コード支払いやQRコード支払い」は、利用者はいるようですがまだまだ普及が進んでいないことがわかりました。最も利用者が多かったのは楽天ペイで、ついでPayPayLINE Payと続きます。楽天ペイは楽天カードユーザーには非常に利便性が高くポイント還元率も高く、新規入会者用に様々なキャンペーンが用意されているため、より多くの人が始めやすいのでしょう。楽天銀行との連携、Edyとの統合、楽天市場での優遇と、現在の利便性ではひとつ抜けている印象です。また、今月には「100億円あげちゃうキャンペーン」で一躍話題になったPayPayも人気が上がってきています。LINE Payは、幅広く利用されているSNSアプリLINEを用いてのキャッシュレス決済です。より多くの人が利用するLINEでは、「ちょっとLINE Payを使ってみようかな」という方にもより手軽に利用してもらえるようです。年末年始は割り勘にLINE PayというテレビCMを見かける頻度も高くなりました。個人間送金にもっとも適したメディアと言えます。

設問2:上記質問で答えた回答のうち、【最も利用している】支払い方法・サービスを1つ選んでください。

この設問では、最も利用する支払い方法について尋ねました。結果は以下のようになっています。

設問2:【最も利用している】支払い方法・サービスを1つ選んでください

  • 現金 182人(64%)
  • クレジットカード 85人(30%)
  • 交通系ICカード 6人(2%)
  • WAON 6人(2%)
  • iD 5人(1.6%)
  • デビットカード 5人(1.6%)
  • nanaco 3人(1%)
  • Apple Pay 3人(1%)
  • LINE Pay 1人
  • QUICPay 1人
  • その他 3人(1%)

現金を最も多く利用すると答えた方が半数以上を占めていることがわかります。クレジットカードを主に利用する方も4分の1を超えています。
一方で、コード決済やQRコード決済のApple PayやLINE Payは、全体の1%にしか及びません。キャッシュレス化が進んでいるといっても、プリペイド式のカードやクレジットカードを用いた支払い方法が主流であることがわかります。

設問3:コード決済・QRコード決済はいつから使い始めましたか?

PayPayなどの20%還元キャンペーンを背景に、最近になってようやく社会に浸透し始めたコード決済サービスですが、実際にいつ頃から注目また利用され始めたのでしょうか。

キャンペーン開催も豊富 & 3.0%還元以上が確定するPayPay。ワクワクペイは毎月どこかでお得になれます。

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利用開始期間で回答をもらったのは、直近の3ヶ月、もしくはそれ以前の利用でアンケートをとりました。キャンペーンをキッカケに利用者は増えているのでしょうか。結果は以下のようになりました。

設問3:コード決済やQRコード決済はいつから使い始めましたか?

  • 2018年10月より以前 22人(7%)
  • 2018年11月から 9人(3%)
  • 2018年12月から 7人(2%)
  • 利用していない 243人(81%)
  • 時期は覚えていない 19人(6%)

2018年の10月以前に登録した方が22人でした。キャッシュレス利用に5%ポイント還元の発表を政府が行った11月末から12月にかけての登録者数を上回りました。また、いつ始めたかはっきり覚えていない方も19人いました。

また、「コード決済を利用していない」と答えた方が圧倒的多数であることも明らかになりました。243人の方がコード決済を利用したことがない、と答えている
理由については、5つ目の設問にヒントがあります。5つ目の設問で詳しく見てみましょう。

設問4:(コード決済のポイント還元)キャンペーンを利用しましたか?

PayPayをはじめとし、多くのキャッシュレス決済サービスがお得なキャンペーンを展開してきました。

「現金で支払うよりもお得になるなら」とキャッシュレス決済サービスを利用してきた方も少なくないのではないでしょうか。そんな多岐にわたるお得なキャンペーン、どれほどの人が利用したのでしょうか。結果は以下のようになりました。

設問4:(コード決済のポイント還元)以下のキャンペーンを利用しましたか?

  1. PayPay還元キャンペーン 22人(7%)
  2. LINE Pay20%還元キャンペーン 10人(3%)
  3. 楽天ペイの各種キャンペーン 13人(4%)
  4. Origami Pay吉野家190円割引 0人(0%)
  5. どれも知らない 259人(85%)

上記のように、コード決済のキャンペーンを全く知らない人が、259人にも登りました。実に全体の85%の人がこれらのキャンペーンについて知らなかったことになります。かなり話題になったPayPayの「100億円あげちゃうキャンペーン」も、利用していたのは300人中22人にとどまりました。様々なキャンペーンが打ち出されているのにもかかわらず、利用されるにはいたっていない現実があります。

現在ではLINE Payが月末20%還元キャンペーンを行っていますが、10人しか利用しておらず、コード払いがまだ限られた人にしか利用されていないことがわかります。

最終設問:コード決済に対する印象を教えてください。

現金やクレジットカードが主に利用される現代日本の社会では、コード決済がまだまだ浸透していないことが設問1〜設問4でわかりました。では、どうしてコード決済は社会に浸透していないのでしょうか。コード決済に対する印象を聞きました。結果は以下のようになりました。

設問5:コード決済に対する印象を教えてください。

  1. 不正利用が怖い 92人(32%)
  2. 使えるお店がわからない 66人(23%)
  3. 現金を持たなくても良くて便利 47人(16%)
  4. 興味がない 46人(16%)
  5. 還元率が高くてお得 37人(13%)
  6. 外国人利用が進みそう 6人(2%)
  7. 消費増税対策 6人(2%)

結果は上記のようになりました。最も多かったのは92人が答えた「不正利用が怖い」で、PayPay利用者が不正利用の被害を受けたニュースを受けての結果であると言えます。覚えのないカード利用請求が送られてくる被害が急増し、PayPayが対応に追われていたのは記憶に新しいことでしょう。次いで多かったのが、66人が答えた「使えるお店がわからない」という答えでした。コード決済では、対応機械が入っているお店によって利用できるサービスが違います。あるお店では使えても、違うお店に行くと使えなくなることが少なくありません。そのため、使い分けるのが面倒で現金かクレジットカードで支払いを済ませてしまう方が多いようです。

ポジティブな印象としては、「現金を持たなくてよく便利」が47人と最も多く、次いで37人は「還元率が高くてお得」という回答となりました。利用率は低くても、コード決済が便利でお得であることは共通認識のようです。ポイント還元率が高いサービスを利用していると、実質的に常に割引された値段でお買い物ができることになります。

また、増税対策という見解も少数ですがありました。政府が打ち出した、増税後の消費落ち込み政策が、キャッシュレス化が注目される一つの原因になっています。中小企業の運営する店舗での、現金以外のキャッシュレス決済サービスを用いて支払いに限って、支払額の5%が還元される政策ですが、増税のショックを少しでも和らげようとコード決済を利用している人が存在するようです。

確実に広がっているコード決済

5つの項目にわたってキャッシュレスを促進するサービスの普及状況や人々の支払い行動について調査をしました。

「不正利用」や「利用できる店舗の拡大」が解決されれば、想像以上に普及は早いかもしれません。技術的な課題や、インフラの課題は解決できない問題ではありません。

消費者は、ポイントが分散しないように自分に合った決済を選択していく必要がますます強まります。

■調査期間・調査テーマ

2018年12月21日~2018年12月25日「【キャッシュレスに関するアンケート】よく使う支払い方法は何ですか?」

■対象者・サンプル数

ランサーズを利用したアンケート調査、300人

属性 人数
男性 153人
女性 147人
年齢層:10代 1人
年齢層:20代 38人
年齢層:30代 105人
年齢層:40代 96人
年齢層:50代 46人
年齢層:60代以上 14人

本記事のメディア掲載

MarkeZine:「PayPay」などのコード決済、利用率は1割程度に【リエールファクトリー調査】

PR TIMES:【利用調査】キャッシュレスに関するアンケート。最も利用している支払い方法の「現金」利用率は64%、課題解決すればコード決済の普及率は更に上昇見込み

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