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スイスのキャッシュレス化は一味違う!Revolutを利用した外貨取引から進むキャッシュレス

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スイスのキャッシュレス化は一味違う!Revolutを利用した外貨取引から進むキャッシュレス

スイスのキャッシュレス化は外貨取引から

日本では、「キャッシュレス」と聞くと、決済時のお金のやり取りでのキャッシュレス化を連想しますよね。ところが、永世中立国で知られるスイスは、意外なところでキャッシュレス化が進んでいます。

スイスでキャッシュレス化が推進されているのは、金融の分野です。スイスの銀行は取引額の大きさや国際市場での独立性において世界中で有名です。その強みを生かし、外貨獲得を国民に促すため、様々な取り組みがされています。

外貨獲得の手段は、一般市民に身近なところでいうと海外旅行やFXです。

海外に旅行に行くときは、日本円を現地の通貨に換えて使いますよね。そして、換金するときには必ず一定額の手数料が発生します。この手数料、高額ではないですが額が大きくなればなるほどたくさん取られるため、できるだけ手数料が低いところを探さなければいけません。

本記事では、煩わしい手数料や換金にかかる手間を省く目的でスイスで生み出された、驚きのキャッシュレス進出例をご紹介します。

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スイスで広く使われている外貨交換アプリ「Revolut」が存在する!

永世中立国のスイスときけばチーズやアルプスなども有名ですが、スイスの銀行も負けず劣らず知られています。そんなスイスで最も大きな影響力を持つのが、スイス銀行(Credit Suisse)です。

今回特筆したいスイスの特殊なキャッシュレス化では、そのスイス銀行で外貨取引を担当していた人物が開発した外貨交換アプリが大きく関わっています

それが「Revolut」というアプリです。このアプリでは、外貨への換金がなんと手数料無料で行うことができるのです。日本でのシステムに慣れていると、外貨を手に入れるのに手数料がかからないというのは考えられませんね。いったいどのようなシステムなのでしょうか。

Revolutとは?

Revolutは、2015年にイギリスで設立された会社が運営する、外貨換金手数料が無料になるアプリ銀行です。オンラインでのやり取りを中心に、銀行口座の開設から口座間送金まで、外貨換金に特化した銀行です。

世界中でRevolutを利用した取引は1億5,000万回を超え、動かされたお金の総額は150億ポンド(2,160億円相当)にのぼります。主な市場対象はヨーロッパ域内で、最も多く取引が行われています。

特にスイスでは、多くの利用者が存在し、お得に外貨を手に入れています。

また、Revolutの特徴は、手数料が無料なだけではありません。外貨交換で手数料のほかにネックになるのが交換レートです。換金所によってレートが変わり、また市場情勢や社会情勢に影響されて、レートは毎日幅広く変動しています。ただでさえ、その変動するレートをウォッチし続けるのは難しいのに、どこのレートが最も良いかを分析するのは大変に骨が折れる作業です。

Revolutでは、独自のレートを採用しているため、紙幣を換金所で換金するよりもはるかに良い条条件で外貨取引を行うことができます。

こんなに便利でお得なRevolutは現在、24の国の通貨を基本とした口座開設が可能で、150以上の通貨への手数料無料での換金が可能です。利用プランによって、手数料無料で取引できる額に違いはありますが、無料版でも十分に利用することができます

実際に使っている人の声

スイスでは、このRevolutを使っている人が多いのは事実ですが、実際に使っている人はどのような使い方をしているのでしょうか。

筆者の知人のRevolutユーザーは大学生が多く、主な用途は友達間での送金です。もちろんRevolut口座保有者同士ならば、送金も一定額までは無料なので、簡単に送金ができます

Revolutを使う学生は、海外に長期留学をする際にRevolutを利用していました。
バーチャルカードを利用した支払いを中心に、どこのATMでもお金を引き出すことができるため最低限の手数料で生活することができます。
もちろん現地の銀行口座も必要ありません。(筆者自身も同じ時期に同じ場所で留学をしていましたが、現地の銀行口座を開設し日本から送金していました。Transferwiseを使っていたので手数料はほぼありませんでした。)
その学生は、Revolutの口座を持っている友達間で、少額の外貨を自分の口座から相手の口座へ送り合っていました。150以上の通貨に変換できますから、物珍しい通貨を送りあって楽しんでいる様子もありました。

また、海外旅行に行くときもRevolutは大活躍でした。手数料がかからずデビットカードの要領で利用することができるため、様々な国が陸続きでつながっているヨーロッパでは、その都度通貨を交換しなくても良いのです。EUではユーロという共通通貨がありますが、すべての国が採用しているわけではありません。また、EUに入っていないスイスはもちろん独自の通貨、スイスフラン(CHF)を用いています。スイス人がより、このサービスを利用するのには、この様な背景もあります。

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Revolutは日本でも使える?!

この画期的なアプリRevolutは、なんと近い将来、日本にも進出することが決定しています。Revolutの公式ホームページをみると、口座を開設できる基本となる通貨が、25から26に変更される日も近いことが明記されており、26個目の通過が日本円になる見通しです。そうなれば、日本人が海外に行く際に煩わしい換金をしなくてもよくなります。レートが高いものを採用しています。

Revolutは信頼性が高く、より使いやすい外貨獲得の手段になることでしょう。Revolutを使えばコスト管理が容易になりますので、海外に赴く邦人が増えるきっかけにもなるかもしれません。

スイスのお国柄もRevolut流行の背景に

外貨獲得を促す画期的なアプリRevolutですが、スイスでより好まれているのには、スイス独特の理由が背景にあります。16世紀以降一度も外国との戦争をしていないスイスは、永世中立国として列強に挟まれた不利な立地で、独自の文化を育んできました。
永世中立国でありながら、世界の潮流から付かず離れず成長してきたスイスは、周辺国との付き合いのプロだと言ってもいいでしょう。

スイスの通貨、スイスフランを安定させるためには、隣国との経済関係が大きくかかわってきます。他の外貨に対してスイスフランを高くキープしておくことが最大の焦点になります。

そのためには、多くのスイスフランを外に出す必要があります。スイスの主要銀行は、日本の様に既得権益を守るよりも、スイスフランを外国に売って価値を上げることの方が効率がいいと判断しました。そのため、国民一人一人が外貨を獲得しやすい状況を作ることに前向きなのです。

このようなスイスの歴史的背景や国政的方針も関係して、Revolutなどの便利なアプリ銀行が普及する要因となっています。スイスの状況と日本の状況を照らし合わせると、なんだか似ているところもある様な気もしますが、これからRevolutが上陸し、日本における外貨をめぐる環境がどの様に変わるか、注目したいです。

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この記事のライター:Maya Shinoda / ポモチ専属ライター

Maya Shinoda / ポモチ専属ライター

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ポモチ専属ライター

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