更新日:2019.02.04

「クレジットカードは便利でお得、だけど使いすぎや情報漏洩が心配」

キャッシュレス決済イメージ

2016年のJCBの調査によると、日本人全体のクレジットカード保有率は80%以上に上ります。一方で一ヶ月でクレジットカードを利用する回数は平均で5.7回利用額は月4.9万円に止まっています(JCB調査結果はこちら)。普段の私たちの生活は毎日お金を支払う機会があり、毎月の出費合計を考えても、利用頻度・利用総額ともに小さいことがうかがえます。

日本におけるクレジットカードの利用が進まないのは「クレジットカードの印象が悪いからではないか」と、いうことでAI-Creditではクレジットカードの印象調査を行いました。

同時に、近年普及している「コード決済」に対する印象調査も行いました。結果、コード決済サービスとクレジットカードに共通して持たれている印象が複数個見つかりました。コード決済サービスとクレジットカードの両方を同時に使うことで、双方の欠点を補うことができるかもしれないことが明らかになりました。

クレジットカードの印象調査

AI-Creditではクレジットカードの印象に関するオンラインアンケートを行いました。113人の男女からご回答をいただきました。主な回答結果は以下のようになりました。

クレジットカード印象調査グラフ画像

・クレジットカードに対する印象を教えてください。(合計113人)

  1. ポイント等の還元がありお得45人(40%)
  2. 現金を持たなくていいので便利27人(24%)
  3. 支払いが即日に引き落とされないため不便16人(14%)
  4. 使いすぎそうで不安10人(9%)
  5. 情報を盗み取られないか不安7人(6%)
  6. 利用できないお店があり不便5人(4%)
  7. 財布が軽くなる1人(1%)
  8. その他2人(2%)

データ画像:https://www.ai-credit.com/article/wp-content/uploads/2019/01/8a0efa0c72e779b17a1d361f534a6ed4.png

プラスの印象

クレジットカードを日常的に用いている方が多いためか、60%以上の方が好印象を持っていると回答しています。「ポイント等の還元があるのでお得」との回答が最も多く40%、ついで「現金を持たなくていいので便利」との回答が24%を占めました。

普段、普通にお買い物をするだけでポイント等の還元があり、都度のお買い物がお得になります。現金を使うよりもお得となると、日々一定量の買い物をする家庭を持つ方々には特に、利用しない手はありませんね。

さらに、興味深かったのは「財布が軽くなる」という回答が1%ですがあったことです。現在では、スマホ1つで行えることが増え、最小限の荷物を持って出歩きたい方が増えています。実際、スマホさえも運ぶのが嫌で、apple watchなどで全てを済ましてしまう人もいるといいます。そんな人にとっては、現金を持ち歩く以上に煩わしいことはないかもしれませんね。

マイナスの印象

好印象を持っている方が60%以上を占めた一方で、やはりよくない印象も一定数あることが明らかになりました。クレジットカードに対する悪い印象として最も多かったのは、「支払いが即日に引き落とされないため不便」という回答でした。現金を使う場合は、財布から明らかに支払った分がなくなるので使った分が一目でわかります。ところがクレジットカードの場合は、支払ってから数日後に支払い分が反映される場合が多く、使い過ぎの不安をぬぐえません。アンケート結果でも「使いすぎそうで不安」との回答が9%を占めています。

また、情報の保護に関する不安も挙がっています。自分の口座情報が紐づいたカードを機械に通して利用するため、クレジットカードの情報が盗み取られる心配をするのもわかりますね。実際に海外だけでなく日本でもクレジットカードの不正利用の被害が報告されています。海外では特に情報セキュリティーに関する対策が進んでいます。

セキュリティ画像

現金と比較して不便なのが、「利用できないところがあり不便」ということです。4%の回答が寄せられました。現金と違い、クレジットカードを利用するためには専用の機械が必要です。もちろんですが、その機械がなければクレジットカードでの支払いは不可能です。大手の企業が展開する店舗や、高額商品を扱う店舗ではクレジットカードを読み取る機械が備え付けられています。ところが、導入費用や支払い毎にかかる手数料等が重荷になり、中小の店舗では導入できない現状があります。クレジットカードのみで全ての支払いを済ませることは、現在の日本社会では不可能なのです。その結果、それを不便に思う声も集まっています。

全体的にクレジットカードの印象はいい

クレジットカードに対する印象は、好印象の方が悪い印象を大きく上回りました。好印象としては、ポイント還元などがお得現金を持たなくていいので便利などの回答が多く、クレジットカードの大きなメリットが高く評価されていることがわかります。より多くの人がクレジットカードの利点を評価し、利用しています。

一方で、クレジットカードに対する悪い印象としては、総合して「現金の機能を上回っていない点が多くあること」が挙げられます。使いすぎが不安だったり、支払いが即日に反映されなかったり、現金のメリットをより強く感じている方にとっては、大きなデメリットに見えますね。

コード決済の印象と比較してみた

クレジットカードと同じような機能を持つコード決済サービスの印象はどうなのでしょうか。同時に調査をした結果、回答は以下のようになりました。

コード決済印象調査グラフ画像

・コード決済サービスに対する印象を教えてください。(合計113人)

  1. 使えるお店がわからない 27人(24%)
  2. 不正利用が怖い 26人(23%)
  3. 興味がない 25人(22%)
  4. 現金を持たなくていいので便利 22人(19%)
  5. 還元率が高くてお得 6人(5%)
  6. 外国人利用が進みそう 4人(4%)
  7. 消費税増税対策 3人(3%)

データ画像:https://www.ai-credit.com/article/wp-content/uploads/2019/01/0fbede6ced7bcbfb67fe80b8003e48d0.png

クレジットカードと同じような機能や役割を果たすコード決済サービスであるのにも関わらず、クレジットカードの印象調査の結果とは打って変わって、70%近くの方がマイナスの印象を持っていると回答しました。

具体的には「使えるお店がわからない」「不正利用が怖い」といった印象が半分以上を占め、ついで「興味がない」との回答が寄せられました。クレジットカードを利用していると、わざわざコード決済サービスを利用する必要性を感じていないことがわかります。

好印象としては、概ねクレジットカードのそれと重複していますが、特筆すべきは「増税対策」という項目に3%の回答が寄せられていることです。これは、政府が発表した消費税増税対策として、現金以外のキャッシュレス決済を用いて中小店舗で行われた支払いを対象に、5%分の還元を行う政策を受けての回答です。クレジットカード以外のキャッシュレス決済メソッドとして、注目を浴びていることがわかります。

一方で、コード決済サービスに対してのマイナス印象では、クレジットカードに対するマイナス印象ではあまり回答を集めなかった項目が、より強く懸念されていることがわかります。使えるお店がわからないのは、コード決済サービスが比較的新しくローンチしたサービスであるため、対応店舗が相対的に少ないことが原因であると推測されます。さらに、不正利用が怖い、との回答の背景には、昨年12月に大規模に行われた「100億円あげちゃうキャンペーン」をめぐって発覚した、PayPayの不正利用の多発です。これまでコード決済サービスを利用してこなかった人たちが、お得なキャンペーンによってコード決済を使い始めた矢先に起こった事件だったため、より鮮明にコード決済の欠点が浮かび上がる結果になってしまいました。このような事例が重なり、特に情報セキュリティに関する不安が倍増している現状は否めません。

クレジットカードとコード決済の同時使いで解決?

疑問画像

クレジットカードとコード決済のプラス印象とマイナス印象を比べた結果、クレジットカードとコード決済は二つを同時に使うことでお互いの欠点を補うことができる可能性が浮かび上がってきました。「クレジットカードやコード決済が利用できる店が少ない/わからない」という共通のマイナス点と、「使用状況が即時にわからず不便」というクレジットカードにのみ見られるマイナス点に注目します。

即時使用状況を知るためには「二重使い」がキーワード

クレジットカードの支払いは、現金とは違い利用情報が反映されるのは数日経ってからの場合がほとんどです。それが原因で「使っている実感がなく、使い過ぎが不安」という不満が上がっています。そんな欠点を補うためには、コード決済サービス類を同時に利用することで解決します。

スマホ操作画像

コード決済サービスの例としては、LINE Payや楽天ペイ、PayPayやOrigami Payなどがあります。クレジットカードでの支払いを即時反映させるためには、クレジットカードをこれらのコード決済サービスに紐付け、そのコード決済サービスを支払いを利用することで可能になります。コード決済サービスを利用すると、その利用履歴は即時アプリ内で反映されます。クレジットカードのシステムには即時反映されなくても、利用したコード決済の履歴をチェックすることで、使った額をすぐに把握することができます

さらに、オススメはバーチャルカードシステムのKyashを利用する方法です。Kyashはオンラインでクレジットカードと同じ機能を持つバーチャルカードを発行し、クレジットカードと同じように利用することができるサービスです。このKyashを用いるためには、お持ちのクレジットカードをKyashの口座に紐付ける必要があります。Kyashのバーチャルカード、もしくは実際の店舗で利用可能なリアルカードを用いて買い物をすると、紐づけているクレジットカードから引き落とされます。Kyashを利用すると、即時に購入履歴が反映されるほか、コード決済サービスが使えない店舗でも問題なく利用することができます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【改善】Kyashがポイント還元率2%相当!リアルカードも登場!

「使えるお店がわからない/少ない」は使い分けで解決?

クレジットカードやコード決済サービスは、当然ですがそれらに対応する機械的設備がなければ利用できません。この2種類の決済サービスの利用範囲を最大限広げるためには、双方を同時に使いこなすことが必要です。クレジットカードしか使えない店舗ではクレジットカードを、コード決済しか使えない店舗ではコード決済を利用することです。2つを同時に持っていると、使える幅が広がることになりますね。

それぞれのサービスの利用可能店舗は、公式ホームページをチェックすると一覧で出てくる場合が多いです。また、AI-Creditでもそれぞれのサービスの利用可能店舗を紹介している記事があります。そちらもご参照ください。

セキュリティは永遠の課題:海外の対策はこうだ!

最後に、2つのキャッシュレスサービスに共通するマイナスの印象が、「カード情報を抜き取られそうで怖い/不正利用が怖い」という情報セキュリティに関する懸念です。これは、IT化する社会の中で常に叫ばれている問題です。日本はIT後進国だと言われているため、信頼できるセキュリティシステムの具体的な例はあまり見られません。ではIT化の進む海外ではどのような対策を取っているのでしょうか。海外の対策からヒントを得ることで、キャッシュレス決済サービスに対する不安を拭うことができます。

まず、同じアンケートではもう一つ別の質問をしています。質問内容は、「クレジットカード選びにおいて大切にしていること」です。結果は以下のようになりました。

クレジットカードを選ぶ上で大切にしていること画像

・クレジットカード選びにおいて大切にしていることを教えてください。(合計113人)

  1. 年会費が安い/無料  53人(47%)
  2. ポイント還元率が高い 41人(36%)
  3. よくいく店舗が発行している 6人(5%)
  4. 付帯保険等の条件が充実している 5人(4%)
  5. クレジットカードを持つつもりはない 5人(4%)
  6. カードのデザイン 1人(1%)
  7. 家族サービスが充実していること 1人(1%)
  8. その他 1人(1%)

データ画像:https://www.ai-credit.com/article/wp-content/uploads/2019/01/5c68af59fc409c4976ef01774151700c.png

「年会費が安い」、「ポイント還元率が高い」などが上位を占めていますが、情報を守るセキュリティ対策は全く回答されていません。利用者は、情報セキュリティ対策を重視していないのでしょうか?そういうわけではありません。情報セキュリティ対策はなされていて当たり前、と考えている可能性が高いのです。情報が盗まれるかもしれない、と不測の事態への準備がないために、もしもの場合に簡単に情報を盗まれてしまうのです。セキュリティ対策をしても盗まれるかもしれない、とあらかじめ準備をし、できるだけの対策を練って置くことが必要なのです。これは、使う側もサービスを提供する側も、そして政府もが情報セキュリティ対策に力を入れる必要があります。

IT先進国のスウェーデンは、こんなサイバーセキュリティ対策をしている!

スマホ決済サイバーセキュリティ画像

世界で最もIT化が進んでいると言われているスウェーデンの例を紹介します。スウェーデンでは、現金利用が全体の支払い方法の10%程度しか占めておらず、クレジットカードやデビットカード、コード決済党を利用したキャッシュレス決済が人気の支払い方法なのです。

そんなスウェーデンでは、国を挙げての「サイバーセキュリティサービス」に力を入れています。それが、2018年8月に発効された「ITセキュリティに関する法律」です(Sweden – Cyber Security)。国を運営する主要分野の産業を担う経営者全てに、政府が決めたレベルのサイバーセキュリティの搭載を求める法律です。そのセキュリティレベルを超えるシステムがなければ、会社を運営することができません。エネルギー関連金融関係飲料水業界デジタルインフラ関係などの7つのセクターの経営者が対象で、これらの会社は特にオンラインでの情報のやり取りを中心にしているため、扱われている情報は国民の基本的生活に大きく影響するものです。それらの情報が盗まれてしまうと、国民の生活を脅かすどころか、国際社会にも悪影響が及ぶことになります。

そのために、あらかじめ起こりうる問題を予測し、それに対応できるだけの対策を準備しておくことが大切なのです。スウェーデンの本法律では、それぞれの企業で重大なサイバー事故が発生すると、直ちに国に報告することが義務付けられています。これにより、政府がどんなサイバー問題でも把握することができます。起こり得るサイバートラブルに対応するためには、準備が必要なのです。

日本では近年、IT化に力を入れています。これからキャッシュレスサービスを普及させるためには、官民協力してサイバーセキュリティ充実させることが不可欠です。情報セキュリティに対する不安は、十分な対策で拭うことができます。情報社会には、これまでになかった利点があるのと同時に、従来では発生し得ない問題が発生します。恩恵を受けるためには、問題への対策が不可欠です。本アンケートで明らかになったクレジットカードやコード決済サービスに対する不安な点は、十分な準備とサービスに対する理解で解決することができます。

IT化の波に置いて行かれず恩恵を受けるためには、利用するサービスに関する情報をしっかり手に入れ、問題点の対策をあらかじめ行うことが大切です。

■調査期間・調査テーマ

2019年1月18日〜20日の2日間「[キャッシュレスに関するアンケート]よく使う支払い方法はなんですか?」

■対象者・サンプル数

ランサーズを利用したアンケート調査、113人

属性 人数
男女比 男性人51人(45%)、女性62人(55%)
年齢 20代14人(12.3%)、30代31人(27.4%)、40代43人(38%)、50代20人(18%)、60代4人(3.5%)

※アンケートデータの利用は当サイトのURL、サービス名を明記してご利用ください。

自分に合ったクレジットカード探しに
「クレカ診断」

いかがでしたでしょうか?
ライフスタイルに合わせたクレジットカード選びがお得に生活をするポイントになります。

クレジットカードを利用すると日々のお得に気づきます。クレジットカードを利用することで様々な家計簿アプリで自動に出費管理がしやすくなりますので、「使いすぎがこわい」という人には返って日々の出費チェックもしやすくなります。何も考えずに現金を使っていたことを後悔することもあります。出費をしっかりと管理すればクレジットカードは強い味方です。

ただ、クレジットカードは発行会社が無数にあり、どれが自分に最適か調べるのも困難です。情報は日々更新され、新しいクレジットカードも毎年発行されています。

AI-Creditではあなたのライフスタイルを元に、最適な決済方法・クレジットカードをご提案します。 簡単クレジットカード診断を受けてみましょう。