更新日:2019.05.05

海外旅行にいく学生が「持っていく物リスト」に加えるべきは、クレジットカード!

格安の航空券や格安のホテルなど、収入が低い大学生でも簡単に海外旅行に行くことができる時代になりました。
フィールドワークやボランティア活動、留学などで海外に出ていく学生が増えています。

海外は日本の常識は原則通じない未知の世界です。平和慣れした日本の学生が、様々な人が生活する多様な社会に放り出されると、どのような被害に合うかわかりません。そんな時、大きな味方になるのがクレジットカードです。支払い時の手間が省けるだけではなく、海外旅行に行く学生が大いに利用できる機能が多く備え付けられています。

海外旅行に行く学生にはどんなカード機能が必要なのか、どのようなクレジットカードが最適なのか、海外旅行に行く学生に必要な情報をまとめましたのでご覧ください。

クレジットカードは海外で大きな味方!学生に嬉しい機能が目白押し

海外に出ていく学生を見送る保護者の方はすでに経験されたでしょうが、日本とは全く違う常識、社会制度があるところに、経験の少ない子供を送り出すのは大変不安なことです。

そんな時、自分の代わりに子供を守ってくれるシステムがあれば、少しでも安心して子供を送り出すことができます。

今回ご紹介するクレジットカードはどのような機能をもって、学生を守ってくれるのでしょうか。

クレカの嬉しい機能①『スリ対策が充実』

現金を利用するにあたって、スリを防ぐために私たちができることは、「盗られないようにすること」だけです。せいぜい服の下や靴などに隠したり、あからさまな財布を持たないことくらいしかできません。盗られたあとの現金を取り返す術は、残念ながらありません。

一方で、クレジットカードには利用するまでにいくつかの手順が準備されている他、不正に利用された額を保証してくれるシステムも存在します。他人のクレジットカードを盗んでも、把握しなければいけない番号が少なくとも2つあり、ネットショッピングの場合は3つです。クレジットカードナンバーと暗証番号、そしてセキュリティコードです。これらの数字を把握していないことには、クレジットカードの現物を持っていても利用することは難しいでしょう。

さらに、万が一カードが盗まれて不正に利用されたとしても、クレジットカード会社が保証してくれるシステムが存在します。様々な条件を満たす必要がありますが、スられた場合は原則、ポリスレポートがあれば保証の対象になります。カードの裏面に署名していることや、所有者の重大な過失でないことなどが保証対象になる条件になります。保証を確実に受けられるようにするためには、事前に保証の対象になる条件を把握しておくことをお勧めします。

一方で、これらカード会社のスリ対策は、スリ常習犯の悪知恵を働かせる起爆剤にもなっています。ヨーロッパでは、ATMでクレジットカードキャッシングを利用した際に、クレジットカードの表面と裏面を同時にスキャンし、情報を盗み出す新たなスリの手法などが生み出されました。カードナンバーやセキュリティカードは、クレジットカードの面に記載されている場合がほとんどです。カード自体を手に入れなくても、カードの表と裏面の画像があればクレジットカードを利用することは可能です。

カードを盗まれないことが最大のスリ対策になりますが、スられた後に対策が取れるのがクレジットカードです。現金よりも安全性は格段に高いと言えます。

クレカの嬉しい機能②『手数料が安い』

手数料イメージ画像

海外で生活するには、現地で使われている通貨を手に入れる必要があります。

現地通貨を手に入れる一般的な方法は両替所で自国通貨と海外通貨を交換することです。現地の空港でも街中でも、出発前に日本国内で両替することも可能です。ところが、両替をするには為替市場で利用されている通貨レートを利用し、両替所に手数料を支払う必要があります。通貨レートが悪いこともあれば、手数料を多く取られる場合もあり、手元に残る金額以上に支払わなければなりません。

一方で、クレジットカードを利用してすると、両替にかかる諸々の手数料を極端に安く抑えることができます。さらに、クレジットカードを用いて現地通貨を現金で手に入れることもできます。

海外でクレジットカードを使うには、日本国内で利用する方法と同じ要領で利用します。各クレジットカード会社ではそれぞれ、独自の両替手数料を設定しています。詳細は以下の通りです。

<カード会社の為替手数料>

国際ブランド 為替手数料
VISA 1.63%
MasterCard 1.63%
JCB 1.60%
American Express 2.00%
DIners Club 1.30%

現金を介さずに、クレジットカードを利用して支払いを行う方法が、現時点では最も手数料が低い支払い方法であるといえます。例えば1000米ドルの買い物をしたとします。為替レートはその買い物情報がカード会社に届けられた日のものを用いるため、正確なレートをあらかじめ把握しておくことはできません。単純化するために1米ドル=100円のレート、VISAの手数料1.63%を用いて計算すると、手数料は1000×100×0.0163=1,630円になり、1000米ドルにつき101,630円を合計で払うことになります。

一方で、クレジットカードを使って現金を引き出すキャッシングを利用しても、手数料を低く抑えられます。キャッシングには為替手数料のほかに利息がかかります。借金と同じ扱いになるので注意が必要です。引き落とし日まで利息がかかり続けます。

キャッシングのATM利用手数料は引き出し額によって変わりますがだいたい108円〜216円です。ここに利息がついて最終的な支払額が計算されます。同じ例の同じ条件で計算してみましょう。海外キャッシングで、米ドルを1000ドル分引き出したとします。レートは1米ドル=1円なので、手数料や利息を度外視すると10万円分のお金を手に入れることができます。ここに手数料の216円(三井住友カードの場合は1万円以上のキャッシングで手数料は216円)を加えると、支払わなければいけない額はこの時点で、10万216円になります。利息は手数料を退けた10万円につきます。

三井住友カードのVISA、MasterCardの場合は18%の利息がかかります。この場合を例にとると、1日あたりの利息は、10万円×0.18÷365=約49円です。これを30日で返すとすると、49×30=1470円になります。1000米ドルをクレジットカードでキャッシングした場合、かかる手数料+利息は合わせて1470+216=1686円になります。1000米ドルにつき、101,686円を支払うことになります。

一方で、空港の両替所の手数料は2.8%~3.0%ほどです。手数料3%というと、具体的にいくら余分に払わなければならないのでしょうか。

手数料3%がかかる空港の両替所では、1米ドルが103円で手に入ることになります。両替所のレートには、手数料込みのレートが表示されています。このレートで、10万円分の米ドルを購入すると仮定します。そうすると、10万円÷103=970.87米ドルを手に入れることができます。本来ならば10万円÷100=1000米ドルを手に入れることができるところを、手数料で30米ドル(本レートで3000円相当)が引かれてしまっていることが分かります。

1000米ドルを獲得するためには、約103,092円を支払わなければいけなくなります。手数料だけで1500円ほども違いが出るため、両替は賢く行わなければいけないことが分かりますね。

1000米ドルを1米ドル=100円のレートで獲得した場合にかかる日本円

  • クレジットカード利用:101,630円(手数料1.63%)
  • クレジットカードのキャッシング利用:101,686円(利息18%)
  • 空港の両替所:103,092円(手数料3%)

クレジットカードを用いた支払いの方が格別に大きいことが分かりますね。

クレカの嬉しい機能③『支払いが簡単』

支払いイメージ画像

クレジットカードの利用面での普遍的な利点は、なんといっても支払いが簡単なことです。見つからない小銭を追いかけてレジ前でもたつくことも、慣れない通貨に戸惑い手間取ることもありません。

特に非接触チップ入りのクレジットカードを用いると、カードを店員に渡すこともなくワンタッチで支払いが完了します。慣れない外国で、お金を長時間外に出しておくことは危険です。どこで誰が目をつけているかわからないため、さっさと支払いは済ませ、お金を外に出す時間を極力短く抑えなければいけません。

クレジットカードの場合は現金を出す必要もなく、迅速に支払いを済ますことのできる最適な支払い方法です。

クレカの嬉しい機能④『信用の証明になる』

クレジットカードを持っているということは、それ自体で信頼の証明につながります。審査を通った限られた人のみが持つことのできるクレジットカードなので、ある一定の社会的信頼と支払い能力が担保されている証明になっています。

カードの裏面に署名する欄がありますが、ここにサインをしておくだけで信頼性がグッとあがります。海外でトラブルに巻き込まれた時や、身分証明が必要な時などにクレジットカードを持っているだけで有利になる場面もあります。レンタカーなどを借りる時にクレジットカードを担保として信頼を交換することも可能です。

IDなどの本人証明証とは異なる性質を持ちますが、少しでも自分の信頼度を高めてくれるクレジットカードを持っていると安心材料が増えますね。

海外に行く学生が持つべきクレジットカード4選

では、上記の条件を踏まえて、学生が海外に行く時に持っておくべきクレジットカードはどのようなものが最適なのでしょうか。

学生でも審査に通りやすく、ポイント等の還元が大きいことを基本に、年会費が無料などが癖に嬉しい特典がついているカードをご紹介します。

国際カードブランドは、幅広く使えるVISAとMasterCardが最適なため、これら2つのブランドのカードを紹介します。

1:三井住友VISAデビュープラスカード

学生を含む若者のために作られたカードが、「三井住友VISAデビュープラスカード」です。18歳から25歳の方限定で作ることができるクレジットカードで、年会費は初年度無料のカードです。翌年以降は1,250円(税別)がかかりますが、1年の間で1回でも利用すると年会費は無料になります。

本カードは、入会して3ヶ月は還元率が通常の2.5倍になるお得なカードです。通常の還元率とは違い、1,000円につき5ポイントが貯まります。さらに、現在は新規入会&カード利用で利用額の20%を還元するキャンペーンも開かれています

三井住友VISAデビューカード画像

引用:https://www.smbc-card.com/nyukai/card/debutplus.jsp

学生ならまずは三井住友VISAデビュープラスカード

項目 内容
年会費 初年度無料、2年目以降は1,250円(税別)。ただし、翌年度に1度でも使えば無料。
ポイント還元率 1%(1,000円につき2ポイント)。ただし初めの3ヶ月は2.5% (1,000円につき5ポイント)
利用枠 10~30万円
キャッシング利用枠 0〜5万円
キャッシング利率 18.0%
不正利用対策 所定の条件で、60日前まで遡って保証あり(詳しくは公式サイトから)

三井住友VISAデビューカードを利用していると、26歳になった時にプライムゴールドカードへのランクアップが可能です。初めてカードを持ってからも、長く使い続けられるクレジットカードです。

24時間監視システムで不正利用対策バッチリ【三井住友VISAカード】

2:JALカードnavi

JALカードnavi画像

引用:https://www.jal.co.jp/jalcard/card/navi.html

海外に頻繁に出かける人にとって集めたいのが、航空会社などで使えるマイルです。

学生にとって特にメリットが大きいのが日本航空(JAL)が発行する「JALカードnavi」です。学生のために作られたカードで、18歳から25歳未満の学生を対象に作られたクレジットカードです。

本カードの最大のメリットは、マイルが通常よりも貯まりやすくなっていることです。JALが規定する語学検定に合格すると、各言語ごとに500マイルがプレゼントされる特典や、海外留学への往復にJALを利用すると600マイルが貯まる特典など、学生にとって貯まりやすい特典が複数用意されています。ボーナスマイルも、マイル積算量に応じて付与されます。

JALカードnavi公式サイトはこちらから。
旅行好き学生ならJALカードnaviは必須

項目 内容
年会費 在学中は無料、卒業後は2,160円(税別)。卒業時、継続して利用する方を対象に2,000マイルをプレゼント。
ポイント還元率 1%(100円につき1マイル)。海外利用で還元率2倍 (100円につき2マイル)。
利用枠 10~30万円
キャッシング利用枠 3万円
キャッシング利率 27.80%
不正利用対策 所定の条件で、60日前まで遡って保証あり(詳しくは公式サイトから)

【2019年】JALマイルを貯める方法・クレジットカード選び(陸マイラー向け)

3:セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード

引用:https://www.saisoncard.co.jp/amextop/cp-as/u25.html?P5=PS7&argument=Z4CCXmRq&dmai=as_nm2_000u&sid=67b07c5004cbe9f98e27797798f38a26a4ef7b2a

世間的に審査に通りにくいとされるアメリカン・エキスプレスカードですが、「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード」は学生でも比較的獲得しやすいクレジットカードです。

普通カードでも、アメリカンエキスプレスの手厚いサポートを受けられるのが大きなメリットです。海外での利用がさらにお得になる、海外によく行く学生にとっては持っていると嬉しいカードです。

さらに、普通カードとは思えないほど充実した海外旅行保険も付帯しています。その額はなんと3,000万円です。

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード公式サイトはこちらから。
公式サイトへ

項目 内容
年会費 初年度無料、ただし26歳未満は無料。それ以降は3,000円。
ポイント還元率 0.5%。海外での利用で2倍貯まる。
利用枠 30~150万円
キャッシング利用枠 1~300万円
キャッシング利率 12.0%~18.0% (ATM利用手数料216円は別)
不正利用対策 オンライン・プロテクション有り。オンラインショッピングが保証の対象。

海外利用の手数料が2.0%と、他の国際ブランドと比べて高いアメックスカードですが、何より信頼の高いブランドなので持っているだけで信用を証明することができます。日本での勝手が効かない海外で、自分の支払い能力を担保とした信用を証明できることは、安心材料ですね。

4:Tuoカード(三井住友ブランド)

学生がより安心して使えるクレジットカードは、やはりなんといっても大学生協が発行しているクレジットカードの「Tuoカード」です。大学生か教職員、研究者しか持つことのできないカードで、信頼性も抜群のカードです。

ベーシックなカードですが、サポートもしっかりしているため持っていて損はないカードです。基本的には最初に紹介した三井住友VISAデビューカードと同じようなサポートが付いています。

Tuoカード画像

引用:https://www.univ.coop/tuo/

カード内容
対象 大学生協の組合員になっている大学生(満18歳以上)、大学院生、教職員
年会費 初年度無料。2年目以降は1250円(税別)。ただし前年に一度でも利用があれば無料。
利用枠 5万、10万、30万から選択可能
キャッシング利用枠 5~50万円
キャッシング利率 18.0%
不正利用対策 60日前まで保証対象。三井住友カードの保証が適応される。

海外に行く学生にはデビットカードも強い味方!

三菱UFJVISAデビットカード画像

引用:https://www.bk.mufg.jp/tsukau/debit/lp/201711/?banner_id=b424670&mail_uid=088575498002830143190414133653_AAABahwQpEk9FYQD0oFIGMeK

クレジットカード以外にも海外でお得に使えるのが、デビットカードです。利用額は、口座に入っている残高のため、使いすぎを防止することができます。さらにクレジットカードと違って、利用額を口座から即時引き落としすることができるデビットカードでは、キャッシングの際の利息がかかりません。かわりに、会社ごとに1.6%〜3.0%の海外事務手数料が上乗せされます。

ATM利用手数料はだいたい108円から216円に設定されており、海外事務手数料をプラスした分が口座から引き落とされます。利息がない分、クレジットカードよりも安くなる場合もあります。

このように、海外に行く学生には、大きな味方がたくさん準備されています。宿泊や航空券については誰もが気をつけて確認を怠ることはないでしょうが、支払い方法や保険などはつい後回しにしがちです。ところが、何かあった時に助けてくれるのは保険やクレジットカードです。クレジットカードに関しては、スられたり落としたりする危険はありますが、信用の証明になる他、現金を扱う際に生じるリスクを軽減することができます。

学生の皆さんは、夏休みの計画をたて始める時期でしょう。素敵な夏にするためにも、不安をできるだけ排除しておきたいですね。

気になるクレジットカードを比較してみましょう。
コード決済も対応。

クレジットカードは、カードごとに様々なポイント還元率や年会費が設定されています。

また、ポイント還元率・年会費だけではない、海外旅行保険の付帯やショッピング保険、家族カード、ETCカードといった、日々を少し安心させてくれる様々な付帯サービスが付随しています。よく車に乗る人ならETCカード、海外旅行に行くことになったら海外旅行保険の自動付帯、自分のライフスタイルに合ったカード探しが必要です。

AI-Creditでは簡単に比較ができるページをご用意しました。

また、最新のコード決済も比較ができます。ポイント還元率に注目がいきがちですが、コード決済は「クレジットカードとセットで利用」してお得を最大化できます。 どのコード決済にどのクレジットカード登録が最適なのか、わかりやすく比較できます

詳しくは以下からご覧になってください。

AI-Creditクレジットカード比較サイト